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2020.07.17

ELEMENTS OF “IVY” Vol,2


アイビールックの”永遠の定番”

1960年代から1970年代にかけて、世の男たちのハートを掴み、単にファッションにとどまらずカルチャーにまでなってしまった”VAN”。昔から変わらず愛され続けている各アイテムは、今もなお永遠の輝きを放っています。そんな数々の定番アイテムは現代に合わせてアップデートを重ね、今の時代にもファンの心を掴み続けています。

アイビールックの定番といえば、メタル金ボタンのついた紺ブレザーとオックスフォード生地のボタンダウンシャツ。ネイビーブレザーの基本は段返りモデルをVANのベーシックとしています。ボタンダウンシャツ同様、ブレザーに関してもそれぞれにいくつかの決まり事を作り、浸透させていきました。ここでは改めてVANの各定番アイテムをご紹介致します。

ネイビーブレザー

アイビーの基本となるのは金ボタンのネイビーブレザー。VANがアイビーを提案してから一度たりと欠かしたことのないアイテムです。いわゆる「アイビーリーグモデル」と呼ばれる3つボタンの上2つ留めのブレザーは1800年代後半以降に誕生したと言われ、その後1901年にブルックスブラザーズは、先述の3つボタンが流行遅れになり、2つボタンに見える様ラペルを折り返していた学生たちをヒントに段返り3つボタン中1つ留めのナンバーワンサックスーツジャケットを発表しました。

<IVY BLAZER’s DETAIL>

■フックベント
VANのスタンダードなブレザーには全てに採用されているフックベント。カギ型を意味するこの仕様は、 強度を増す為に用いられており、モーニングコートの仕様にも採用されている事もある事からクラシックなディティールの一つ。

■ウェルトシームとナチュラルショルダー
肩、袖、背、脇など全てにウェルトシームと呼ばれる縁縫いのステッチが施されている。1/4インチ(約6mm)という決まりは60年代から変わっていない。 ナチュラルショルダーとは落ち着きのあるなだらかな肩のラインの事でアイビーには欠かせない。

■ボタンの数
シングル3つボタンの場合は袖ボタンは2つ。シングル2つボタンの場合は袖ボタンは3つ。 前ボタンと袖ボタンを合わせて5つという事がメンズクラブを通して描かれている。

■ゴールドメタルボタン
1960年代中頃には登場していた獅子のモチーフを踏襲した金ボタン。パターンメイドで仕上げる際は複数種類のメタルボタンから選ぶことが出来る。



  • 夏の定番トロピカル生地を使用したブレザー。「熱帯」のトロピカルから名付けられた生地名は、春夏用の生地として日本で最もポピュラーなものです。略称で「トロ」とも呼ばれますが正式には「トロピカル・ウーステッド」と言います。 サラッとした手触り、風通しの良さ、軽さを合わせもった着やすさが特徴です。



  • VANの定番サージ生地を使用したブレザー。 春、秋、冬と3シーズン着られ、カジュアル、ビジネス、フォーマルと様々な場面に対応できる一着です。フロントの芯地に毛芯を採用し、よりナチュラルな表情のジャケットに仕上げました。ブレザー初心者には長く着られるサージ生地がおすすめです。



    ボタンダウンシャツ

    20世紀初頭に誕生したボタンダウンシャツ。ブルックス・ブラザースが発祥といわれており1896年に発売されました。最初期に作られたボタンダウンシャツは、ゆとりのある身幅でプルオーバータイプのネグリジェシャツと呼ばれるくつろぎ用のシャツだったという記録が残っているようです。その後、1930年以降にアイビーリーガーの間でボタンダウンシャツが大流行し、石津氏率いるVANが日本にボタンダウンシャツを定着させていきました。当時VANのブレザーは大卒の初任給以上の価格で販売されており、ブレザーに憧れつつも手が出ないという年代層の間でせめてシャツなら・・・と広がり1961年には既に大流行だったそうです。
    VANが日本にボタンダウンシャツを紹介するにあたりいくつかの決まり事を作りました。そのディテールは引き継がれ、またその他にも随所の仕様に拘りぬき今もなお、クラシックとして愛されています。



    • 春らしいカラーリングの薄手のオックスフォード生地を使用した半袖ボタンダウンシャツ。コーディネートに彩りを添えるパステルカラーの本体に、ホワイトとレッドの糸でアーチロゴ刺繍を施したデザイン。バイオ加工をかけることで、より柔らかい風合いに仕上げ、着心地も軽やか。見た目にも涼しげな半袖BDシャツは、これからの時期に大変重宝するアイテムです。



    • ディテールはそのままに、ストレッチオックス素材を使用したボタンダウンシャツ。左胸には人気の小さなアーチロゴ刺繍を施したシンプルなデザイン。スタンダードな素材ながらもストレッチ性をプラスした着心地を重視したアイテムです。4色展開で、様々なスタイリングに合わせやすく、ビジネスにもカジュアルにも合わせられる1着です。



    チノパンツ

    1973年のメンズクラブに、「日本でも、ひと頃アイビーストラップ(尾錠)付きスラックスが一世風靡したが、現在ではほとんど姿を消してしまった。」と書かれている。83年のくろすとしゆき氏の著書にいたっては「尾錠付きのパンツを探すのは骨が折れるくらい珍しい存在」との事。中でもチノクロスで作られたチノパンは、今でもアイビーファッションの定番。1970年代まで、アイビーリーグではデニム穿くことが禁止されており、スポーティで活動的なボトムスとしてアイビーリーガーたちは好んでチノパンを選んでいました。尾錠のついたチノパンは、当時のアイビーを踏襲し今でも変わらずベーシックとするVANのアイビーパンツです。



    • ストレッチチノクロスを使用したワンタックチノパンツ。カジュアルチノでありながら上品な光沢と絶妙なストレッチ性を兼ね備えた生地を使用。毛羽が少なく光沢感があり、手触りの滑らかさに優れた仕上がりとなっています。ワンタックを入れることで腰回りにゆとりを持たせ、今らしく着心地の良いシルエットに仕上げました。カジュアルなスタイルにも合わせやすいよう、グレー、ベージュ、カーキの3色展開となっております。



    • 定番のチノクロスを使用したレジェンドモデルパンツ。「超長綿」と呼ばれる、繊維長の長いワタの中でも新疆綿という原料を使用したチノクロスを使用。糸は細くしなやかで天然の油脂分が豊富に含み、シルクのような上品な光沢感、柔らかな手触りが特徴。チノクロスは古くは第二次世界大戦時に米軍下士官用制服に採用され、以後広く親しまれている素材です。ヒップにアーチロゴ刺繍を施したデザインでどんなアイテムとも相性が良く、季節を通して着用できるアイテムです。



    レジメンタルネクタイ

    アイビースタイルには欠かすことのできないレジメンタルネクタイ。レジメンタルストライプとは、元々イギリス軍の各連隊に伝わる連隊旗にちなんだ、縞柄のことです。本場イギリス式のストライプは右上がりの<ノの字>なのに対して、縞模様の向きを逆にし、右下がりにしたものはアメリカ風のレジメンタルタイとされています。

    • レップタイとは?

      ”レップタイ”とは畝織りのネクタイのこと。レジメンタルストライプのネクタイに多用される素材で、シルクの混紡率に応じて価値が決まるとされています。VANのレジメンタルタイはほとんどがシルク100%の日本製。高い品質を保ち作られています。



    現代にも受け継がれる”永遠の定番”

    昔も今も変わらず受け継がれるVANの定番アイテム。少しずつアップデートを重ね、幅広い世代の人に愛されてきました。”これを持っていればアイビーファッションだ”と思えるような、さなざまなアイテムを今もなお作り続けています。見た目はそのままに着心地を追求してきた定番アイテムを是非お楽しみください。

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